中国、特にこの南の広東省を訪れる方はまず安全問題を心配するのでしょう。
深センは急成長の街で、短時間で一千万人超える大都会になると同時に、治安の問題も一時的に悪化していました。十数年前、深?羅湖駅にタクシーが着くと、物乞いの子供たちの集団が、ドアや窓を取り囲んでドンドン叩きます。路上では、絶えずひったくりに注意しなくてはいけないですし、繁華街のスリ被害は多発しております。一方、深センの郊外(特区外)に足を運ぶと、いつも緊張な雰囲気が漂っていました。
2007年に日本の駐在員.会社向けの日本人商工会の調査では、07 年は深セン赴任後の感想で「やや危険」「非常に危険」がともに減少、一方で「普通」「まあ安全」と答えた人がここ 4 年間で最高となった。これについては、治安がある程度改善したという見方と同時に、赴任前のイメージが悪すぎたために実際はそうでもないと感じた、という面もあるとみられる。
2014年の現在では、一層安全な街になりました。ひったくりは絶えましたし、公然なスリ行為も見えなくなりました。既存の来訪客(ほとんど中国語ができず)は平然で一人で行動していますし、夜飲み屋から一人でタクシーを拾い、ホテルーに帰るようになりました。
昨今言われている反日感情については、経済特区であり諸外国の目がりまして、国内の他の地域と比べると表立って目立つという事はありません。弊社所在のホテル周辺は日本人向けの飲み屋、カラオケが多くて、数多くの日本人は夜はよくうろうろしていましたが、治安事件にかかわったという噂は聞いておりません。
ただし、治安状況全体から見れば、日本に比べられないようです。下記の注意事項に
気をつけたほうがいいと思います
- 白タクにならないこと。法外料金が取られる可能性があります。イミグレーション周辺は多いのです。
- 都市型の犯罪(スリ、窃盗、強盗…)はやはり発生しております。電子街、東門を歩いたら、スリの被害から守りましょう。
- 夜の遊びにも慎んでください、中国法律に触れないようにしてください。
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警察通報:110番
広州日本領事館番号:020-83343009